営業:平日8:00~17:30 定休日:土日祝
マイクロ・ロールフィルムをスキャンして電子化
長年のマイクロフィルム撮影経験が電子化に役立っています
機械にセットしてボタンを押せば自動的にスキャンできるのでは?
スキャナーの写真を見ると確かにそんな風に見えてしまいます。しかしながら、なかなかそう簡単に進まないのがマイクロフィルムの電子化の作業です。
青焼図面など原稿そのものの色が元々薄いもの、撮影時の露光不足で薄いもの、逆に濃すぎるもの、スキャン時に1コマ1コマの区切りを識別するために必要なブリップと呼ばれるマークが入っていないもの、ロールフィルムのつなぎ目が弱くスキャン中に切れてしまうもの、etc. こうした事象が現れる度に、スキャニング現場では対処する必要が生じます。
そんな時に生きてくるのがマイクロフィルムを「製作する」ことで得た長年の経験と知識です。撮影と現像の作業を通じてマイクロフィルムに精通している会社だからこそ、その特性に合わせた細やかなスキャニング作業が可能なのです。
ロールフィルムとは
16mmロールフィルム
永年保存文書などの「文書」に使用
- フィルムの幅が16mm
- 1コマのサイズは21×15mm
- 1コマに2枚撮影するハーフサイズは15×10.5mm
- ロールフィルムの全長は30.5m
- フルサイズは約1200コマ、ハーフサイズなら約2400コマ撮影可能
35mmロールフィルム
高解像度が求められる「図面」や「古文書」などに使用
- フィルムの幅が35mm
- 1コマのサイズは45×32mm
- 1コマに2枚撮影するハーフサイズは32×22.5mm
- ロールフィルムの全長は30.5m
- フルサイズは約600コマ、ハーフサイズなら約1200コマ撮影可能
ロールフィルムのスキャン
大切な資料の濃度調整を気遣いながら
16mm、35mmのロールフィルムを業務用のフィルムスキャナーで高速かつ精細にスキャンしています。
マイクロフィルムスキャナー「Scan Station」
─ マイクロフィルムスキャンのこぼれ話 ─
弊社のスキャン画像がより鮮明な理由
マイクロフィルムのリールの中には様々な濃度のコマが含まれています。
日焼けして薄くなったり、逆に元から濃すぎたりする青焼き図面は背景の濃さも様々です。これに対しコピー図面の背景はどれも一律真っ白です。
この様に1本のロールフィルムの中には、ありとあらゆる明るさと濃度の写真が収められています。
ですから1度スキャンしただけのデータには、薄くてよく分からない画像や濃すぎて見えない画像が多数含まれてしまいます。
お客様の大切なデータを電子化するにあたり、弊社では1回目のスキャン画像をチェックしてから、より薄い濃度で1回、より濃い濃度で1回という風に、濃度を変えながら最低でも3回スキャンします。
それらのデータの中から最も鮮明で読み取りやすいデータを1枚1枚ピックアップして、1本のリールの画像を仕上げています。
大切な資料の濃度調整を気遣いながら
16mm、35mmのロールフィルムを業務用のフィルムスキャナーで高速かつ精細にスキャンしています。
マイクロフィルムスキャナー「Scan Station」
─ マイクロフィルムスキャンのこぼれ話 ─
弊社のスキャン画像がより鮮明な理由
マイクロフィルムのリールの中には様々な濃度のコマが含まれています。
日焼けして薄くなったり、逆に元から濃すぎたりする青焼き図面は背景の濃さも様々です。これに対しコピー図面の背景はどれも一律真っ白です。
この様に1本のロールフィルムの中には、ありとあらゆる明るさと濃度の写真が収められています。
ですから1度スキャンしただけのデータには、薄くてよく分からない画像や濃すぎて見えない画像が多数含まれてしまいます。
お客様の大切なデータを電子化するにあたり、弊社では1回目のスキャン画像をチェックしてから、より薄い濃度で1回、より濃い濃度で1回という風に、濃度を変えながら最低でも3回スキャンします。
それらのデータの中から最も鮮明で読み取りやすいデータを1枚1枚ピックアップして、1本のリールの画像を仕上げています。