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マイクロフィルムの電子化・撮影・現像の全てを社内ラボで
マイクロフィルムの特徴
一般的なCD、DVDの耐用年数が20年程度しかないということ、ご存知でしたか? お手元にあるCD・DVDもそろそろ・・・という時期に差し掛かっているのではないでしょうか。
これに対して適切な環境で保管した場合、PET(ポリエステル)ベースのマイクロフィルムは、ISO10602によって500年を超える期待寿命が規定されています。
こうしたことから、大切な永年保存書類を多く抱える官公庁は、書類保存に広くマイクロフィルムを用いているのです。
マイクロフィルムのスキャン・電子化
フィルムのままだと探し出すのにひと苦労
マイクロフィルムの難点としてよく挙げられるのは、①求めている写真を探すのにとても多くの時間と労力を要すること。② 写真の内容を確認する際もリーダープリンターやルーペで拡大する必要があることです。
特に16mmのロールフィルムには1巻に最大で約2400コマ、35mmのロールフィルムでも最大で約1200コマという大量の画像が保存されており、リーダープリンターなど専用の機械を用いて1コマずつ送りながら、目視で目的のコマを探し出す必要があります。
電子化すれば検索するだけで目的の画像が見つかる
スキャンして電子化してしまえば、パソコンの検索機能を活用することで、探している画像をすぐさま見つけられるようになります。
近年増えているマイクロフィルムのスキャン依頼
世の中の業務の効率化、テレワーク推進の流れや大規模災害対策の観点から、ここ数年マイクロフィルムの電子化の依頼が増え続けています。
重要な書類を保管するためにそれなりの場所が必要なこと、どこかの時点で電子化するなら早い方が場所を有効活用できることも理由の一つです。
弊社でスキャン可能なマイクロフィルムの種類
• 16mmロールフィルム
リールに巻かれた16mm幅のフィルム
• 35mmロールフィルム
リールに巻かれた35mm幅のフィルム
• アパーチュアカード
35mmのフィルムを一枚カットし台紙に張り付けて必要な情報を各種記入したもの
• マイクロフィッシュ
シート状のフィルムに画像を写し込んで整列配置したもの
• ジャケットフィルム
数コマごとにカットしたロールフィルムを透明なジャケットに入れたもの
マイクロフィルムのプリントアウト(出力印刷)
お手持ちのマイクロフィルムをプリントアウトいたします。
16mm、35mmのマイクロ・ロールフィルム、アパチュアカード、マイクロフィッシュ、ジャケットフィルムをご指定のサイズの紙にプリントアウトいたします。
おすすめはスキャニングによる電子データ化
その都度プリントアウトするよりもスキャンして電子データ化し、複合機など自社の機械を用いて必要な時にいつでもプリントアウト出来るようにすることをおすすめしています。
A3縮小図面にしたり、大型プリンターがあれば等倍のA1サイズの図面にしたりと自由自在。もちろんパソコンのモニターでいつでも閲覧可能です。
※下記価格表は出力印刷のみの価格になります。マイクロフィルムのスキャン代は種類や状態によって異なります。まずはお気軽にお尋ねください。
マイクロフィルムの撮影・現像
経験豊富な撮影技術者にお任せください
自社の撮影室内に16mm・35mmの撮影機を設置し、マイクロフィルムの撮影を承っております。
記録メディアごとの長所と短所について
マイクロフィルムのメリット・デメリット
大切なマイクロフィルムを守るために必要なこと
マイクロフィルムの長所と短所を知ることは、大切な情報資産を守るための必須条件と言えます。
デジタルメディアのメリット・デメリット
便利さの裏に隠れた問題をまず把握
CD-RやDVD-R、USBメモリーといった記憶媒体は一見マイクロフィルムに比べて丈夫そうに見えますが、実は「耐久性」の面で落とし穴がひそんでいます。